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高齢者を狙った詐欺や悪徳商法の手口と対策

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目次
高齢者を狙った詐欺・悪徳商法が増加中!
高齢者を狙った詐欺や悪徳商法は年々増加しており、特に一人暮らしの高齢者や認知機能の低下が見られる方がターゲットになりやすい傾向にあります。詐欺師たちは巧妙な手口で信用させ、高額な契約を結ばせたり、金銭を騙し取ったりします。
本記事では、高齢者を狙う主な詐欺・悪徳商法の手口とその対策について詳しく解説し、大切なご家族やご自身が被害に遭わないためのポイントをご紹介します。
高齢者を狙った主な詐欺・悪徳商法の手口
1. オレオレ詐欺(振り込め詐欺)
手口
- 息子や孫を装い「事故を起こした」「お金が必要」といった緊急の理由を伝え、振り込みを要求。
- 警察や弁護士を装って信じ込ませる。
対策
- 突然の金銭要求には必ず本人に直接電話で確認。
- 家族との合言葉を決めておく。
- 不審な電話はすぐに警察や家族に相談。
2. 還付金詐欺
手口
- 「医療費の払い戻しがある」「税金の還付がある」と役所職員を装いATMへ誘導。
- ATMでの操作を指示し、実際には送金させる。
対策
- ATMで還付金が戻ることはないため、冷静に対応。
- 市役所や金融機関に直接問い合わせる。
- 知らない電話番号からの還付金案内は詐欺を疑う。
3. 訪問販売・点検商法
手口
- 「屋根が壊れている」「シロアリ被害がある」と不安を煽る。
- 不要なリフォーム契約を迫る。
対策
- 事前に信頼できる業者に点検を依頼。
- その場で契約せず、家族や第三者に相談。
- クーリングオフ制度(8日以内)を活用する。
4. 架空請求詐欺
手口
- 身に覚えのない請求書やSMSが届く。
- 「支払わないと法的措置を取る」と脅迫。
対策
- 不審な請求には応じない。
- 不明な場合は警察や消費者センターに相談。
- 送信元を調べ、怪しい番号はブロック。
5. ネット詐欺・フィッシング詐欺
手口
- 銀行やクレジットカード会社を装い、偽のサイトに誘導。
- 個人情報や暗証番号を入力させ、金銭を不正に引き出す。
対策
- 正規のサイトかURLを必ず確認。
- 不審なメールやSMSのリンクを開かない。
- 公式のカスタマーサポートに直接問い合わせる。
高齢者が詐欺被害を防ぐためのポイント
- 日頃から家族や周囲と情報を共有する
- 詐欺の最新手口を家族と共有し、対策を話し合う。
- 近所の人や友人とも情報交換をする。
- 知らない電話や訪問には警戒する
- 「電話でお金の話が出たら詐欺を疑う」と意識する。
- インターホン越しに対応し、不審者を家に入れない。
- 金融機関の協力を活用する
- 銀行の「振り込み限度額の設定」などを利用する。
- ATMの操作を他人に指示されることは絶対にないと認識する。
- 地域の見守りや消費者センターを活用する
- 地域包括支援センターや警察に不安なことを相談する。
- 消費生活センター(188)に相談し、対処法を聞く。
まとめ
高齢者を狙った詐欺や悪徳商法は年々巧妙化していますが、事前に知識を持つことで被害を防ぐことができます。家族や地域とのつながりを大切にし、詐欺の手口に対する正しい知識を身につけましょう。
もしも不審な連絡を受けた場合は、すぐに家族や警察、消費者センターに相談することが大切です。詐欺に騙されないためにも、日頃から情報収集を行い、冷静に対処しましょう。
【参考情報】
- 国民生活センター:https://www.kokusen.go.jp/
- 警察庁特殊詐欺対策:https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/souni/sagi.html/
- 消費生活センター:電話188(いやや!)
![]() | 価格:1100円 |
